Pydioについて

クラウドストレージも様々なサービスが出てきましたが、今回紹介する「Pydio」はowncloudなどと同じ自分のサーバーの上に構築するストレージサービスです。

インストール方法はまあ探せば出てくるので詳しく書きませんが、公式からPHPファイルを持ってきて公開ディレクトリに解凍してアクセスして初期設定を済ませましょう。

ちなみに最初に作るアカウントは不具合が発生しやすいので「admin」とでもつけ作っておき、インストール後にアカウントを作り作ったアカウントの「Special Profile」を「Administrator」にして右上の保存を押し、最初に作ったアカウントを消しましょう。(消さなくてもいいけど)
ぼちぼち日本語化もされてるので不自由はないです。

設定

壁紙変えたい

右上の「設定」 >Feature plugins > Graphical User Interface > Client Plugin より「Page Background Images」で変えられる。数個指定できて面白い。ちなみにでっかいファイルを置くときはMySQL(MariaDB)のmax_allowed_packetもいじらないとだめ。

アップロードサイズを変えたい

右上の「設定」 >Application Core > Uploader Optionsよりできる。サーバー(nginx と PHP-FPM)の設定も変えないとね。

WebDAVを使いたい

右上の「設定」 >Application Core > Pydio Main Options>WebDAV Serverで「Enable WebDAV」をYes 、「Shares URI」は「/(インストールしたパッチ)/shares」とでもしましょう。「/pydio/shares」みたいに。「Shares host」は空で。あとはお好みで。(保存ボタン押すのを忘れずに。)

次に右上の「My Account」より左の「WebDAV設定」より「WebDAV 共有を有効化」にチェック。これで示されたURIでアクセスできるはずです。遅いですが実用範囲内です。またWindowsでは再接続に難があります。WebDAV設定は 右上の「設定」 >Feature plugins>Workspaces Drivers>WebDAVでできます。