Dynadot EMail Proを使ってみた

最近手が回ってないと言ってたら、数年経っていた人です。
いやほんとに、手が回ってないんですがそこら辺に転がっているタスクを手当り次第に片付けいていると昔に突っ込んだ、どうでもいいタスクに手を付けてしまうことがあるんですよ、困ったものですね。

さて、その中の一つにDyandot EMail Proを使ってみるというのがありました。
OCNが最近サービス新規受付終了して以来、ドコモのirumoなどに移行するようにという圧力が少しずつ高まっていて、ダイレクトメールまで送り付けてくるようになりました。
何をどう計算しても現状より月額費用が上がるのにポイント還元などと言ってくるのですが、特に興味がなく…
しかしSIMカード追加ができないし、eSIMのサポートは入りそうにないしどうしようかなと思ってたところにIIJmioでKDDI回線を契約して大活躍だったので乗り換えました。IPv6も使えるのは思ったよりアドバンテージで家のサーバに繋ぎやすくなりました。

ただ、困ったのはメールアドレスで、OCNで使っているメールアドレスはかなり昔から使用しているもので、連絡先に多用しているわけです。最近はありがたくも某所で頂いた転送用メアドを連絡先として教えているわけですが、それでも受け取る先のメールアドレスはどうにかしないといけないのです。

自分のサーバで運用しているメールアドレスはハンドルネーム名義だし、ドメインもハンドルネームがすぐに割り出せるのであまり使いたくないのです。まあ、どうせ少し調べれば本名が出てきてしまうわけで職場にもバレている程度のものなんですが、せめて即バレはしたくないというどうでも良いこだわりを持っています。
では、新しいドメインを取って家のサーバで動かせばいいと言う結論になりそうなのですが、最近はSPF Recordだったり、DKIMだったり面倒だし、そもそも家の回線でやるにはOP25Bがあってそもそも制限がキツイのです。

最初に思いつくのはさくらインターネットのメールサービスで毎月100円弱で運用できるわけですが、残念なことにIMAP4のIDLE Pushには対応していないのです。
これがないと即時メールを受け取れないので困りまして、そんなメールは即レスするものではないだろうというのはその通りかもしれないのですが、返信が一番早いのがメールという地位を確立してきたのでこれも譲れない。

なんて考えていたらドメイン買うのに使っているDynadotでEmailホスティングサービスがあるらしくてですね、京王線の中でDynadotに問い合わせたらIDLE Pushに対応しているらしいので試してみようと思いましたので記録しておきます。

通常の無料のEmailホスティングサービスでも十分使えるようですが、IMAP/SMTPを使用したい場合はProに移行する必要がります。
Proは年額$20するわけで、一昔前までは年額2200円くらいだったのが直近では3000円オーバーします。円安被害者の会です。
ただ、実はこれドメインの有効期限に応じて日割り計算されるので、お試ししたい場合は期限が残り数日の状態で申し込むと1ドル未満で試すこともできます。(自動更新に注意)
購入すると、IMAP/SMTPが利用可能になるので、早速試します。

IMAPはTLSでSMTPはSTARTTLS対応です。
これをThunderbird等に設定してやれば外部からもアクセスできるようになります。

試しに、外部からメールを送ってPush通知を試しましたがおよそ10秒以内には通知されるようです。これなら良さそう。

ドメインが年間$10でメールが年額$20、トータルで$30/yrという感じです。
最悪、サービスが終了してもドメインがあればメアドが飛ぶことは有りません。

さてここまで書きましたが、一応OCNにはメアドを月額220円で維持できるサービスが有ります。これは単なる直感ですが、需要も高そうだしNTT側の維持コストもそこまで高くないと思うので長々と残りそうな予感です。それまでに円安どうにかならない?

投稿者: PG_MANA

支離滅裂な自称プログラマー。 C,C++,Rust,JavaScript,PHP,HTML,CSS,OS自作,openSUSE,Arch,旅行 なんか色々してる人 #seccamp 17 19 20 23 #OtakuAssembly