PhononのバックエンドをVLCに変える

ついにニコニコ動画のHTML5β版が降りてきて大喜びですが、Firefox(in openSUSE)ではH264な動画が再生できない…前はできてた気がするんですが。
Gstreamerのプラグイン入れたり、再インストールしたり「gst-inspect」の結果を研究したり、色々しましたが無理でした。うーん難しい(gstreamerの仕組みをよく知ってない)。というか、「gstreamer-plugins-ffmpeg」のようなものがないんですよね。Pacmanにありそう。

つまり面倒くさいのもあって本気では取り組んでない。
まあ、Google-Chromeで…と言いたいですが、なんか最近KDE(Plasma 5.8.3になってから)が不調でGTK+なアプリを使うと突然Xサーバーがフリーズする。これ痛い。ログも有益な情報が残ってないし、ソースコードは(技術・時間的に)読めないし…(Xの設定いじったら直った)
とにかく強いLinuxユーザーになりたい。

さて探しているときにKDEに「Phonon」というフレームワークがあることを知りました。
これは度重なるGStreamerの仕様変更でうんざりしたKDE開発者たちが、間にワンクッション挟み、仕様変更でそのクッションだけ変更しようと考え開発されたそうです。
さてこれはバックエンドを選べるようになっており、デフォルトではGStreamerですが、これをVLCに変更できるようです。希望を抱いてYastで「phonon-backend-gstreamer」を削除し「phonon-backend-vlc」「phonon4qt5-backend-vlc」を追加し、再起動。


Qupzillaを起動しyoutube.com/html5へ飛んでいったもの変わらず…。ほぇ〜。
しかし「Dragon Player」がH264な動画を再生できるようになりました。一瞬何かの間違いだろうと思いましたが、バックエンドをGStreamerに戻すと再生できない。つまりKDE謹製のソフトでは効果があったようです。QtはPhononを採用したとあった気がするのですが。

さてこのPhononとやら、音楽再生がすごく便利みたいです。C++でもサラッとできる様。今度触ってみよう。

ということで何が書きたいかわからない文章が出来上がりましたが、「Phonon」の紹介でした。