大学入学共通テストのプレテストを受けてきた

風邪が治らずグズグズ言い続けて1週間、入試のストレスがキツイなぁ…。

と言いながら数年後に始まる大学入学共通テストとかいうセンター試験の次世代版のプレテストを受けてきました。

受けた科目は英語と数学と理科(物理・化学)だけですが、ちょいと感想を書いておきます。

まず全体的な感想ですが、「思考力・応用力を問う」とだけあって、センター試験より頭を使う問題が非常に多かったです。
すべての教科において、ただ問題を出すのではなく実際の生活や身の回りのものに結びつけようとしてるのがわかりました。

そのため文章量が多く何を聞きたいかを理解するまでに少し時間がかかったこところもあり、よくできているなぁと思いながら解いてました。

英語は発音・アクセント・文法問題がなく、全て長文問題でした。
またセンター試験とは違って、正しい内容のうち、「fact(not a opinion)」や「opinion(not a fact)」と制限されていたことろもあり、ただ書いてあるからだけでなく英文の前後を見てそれが誰かの意見なのか、事実に基づく発言なのかを見極める必要があり、そのために問題文をじっくり読む必要もありました。また「全て選べ」は、すべての選択肢を検討しなければならず、解けたという安心が得られない、なかなか恐怖の問題でした。

リスニングも資格試験に近いような聞き方で、イラストが多く利用されていた印象を受けました。

数学に関しては、ただ与えられた数式を解くのではなく、実生活での問題(今回は階段の規格についてがありました)や公式の証明などが出題され、苦戦しました。(もともとセンター試験でも計算ミスで足を引っ張っている数学…)

物理化学に関しても聞いている内容は現在とほぼ変わらないが、身の回りのものに結びつけたり(物理では電磁誘導でエレキギターが出た)、普段聞かれない聞き方をされたり、現行のものとはかなり違う印象を受けました。

まだ自己採点をしてませんが(感触としては数学を除いて8割程度は行ったかな…?)、格段に難しいというわけでなく、解いてて若干楽しいというような感じでした。
センター試験よりも柔軟でフレンドリーな問題というのがふさわしいと思います。
これから調整されてもう少し軟化すると思いますが、このような特徴が残ってくれると嬉しいです。

…こんなこと書いてますが、自分が受けるのはセンター試験なので、単語帳や過去問を必死に説かなければ…

それではまた。

追記:
自己採点しましたが、得点率はセンターと大体同じでした。(英語とリスニングと化学は8割以上、それ以外は…ウン…精神がすり減る…)